谷口歯科クリニックでは、インプラント治療を受けた方を対象に、定期的なメンテナンスを行っています。
1年に2~3回(最初の年は1年に3~4回)のペースで、歯科医院にて定期的にメンテナンスを受けることで、インプラントをより長持ちさせやすくなります(※)。定期メンテナンスにはお口の健康を維持する役割もあります。
(※)患者様やお口の状態によってメンテナンスのペースが異なります。上記
以上のペースで、頻繁なメンテナンスが必要になるケースもあります。
今回は、インプラントを長持ちさせ、お口の健康を保つために欠かせない、インプラント治療後の「定期メンテナンス」についてのお話です。
目次
■インプラント治療後の定期メンテナンスの重要性
◎インプラント治療後、定期メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎を発症することがあります
「インプラントを入れたから、もう、むし歯にはならないよね」
「インプラントだから、歯みがきしなくてもイイかな」
インプラント治療をお受けいただいた後、患者様によっては、上記のような理由で毎日の歯みがきや歯科医院への通院をさぼってしまうケースが見られます。
インプラントは人工歯のため、むし歯にはなりません。ただし、インプラントを取り囲む歯ぐきや顎の骨は患者様ご自身の生身の組織です。
インプラント治療後、セルフケアや歯科医院での定期メンテナンスを怠ると、歯周病の一種であるインプラント周囲炎を発症することも。インプラント周囲炎が進行した場合は、歯ぐきが下がったり顎の骨が溶け、インプラントが抜け落ちてしまうケースもあります。
◎セルフケア+定期メンテナンスでインプラント・お口の健康の維持につなげます
インプラントを長持ちさせ、お口の健康を保つためには、まずは、患者様ご自身による毎日のセルフケア(歯みがき+歯間清掃)をしっかり行うことが大切です。セルフケアに加え、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることで、インプラント・お口の健康を維持しやすくなります。
■歯科衛生士担当制による、専門性を高めたインプラントメンテナンスを行っています
◎インプラントの知識を持つ歯科衛生士がメンテナンスを実施します
当院では、歯科衛生士担当制による、専門性を高めたインプラントメンテナンスを行っています。
ご来院の都度、歯科衛生士が変わるのではなく、担当の歯科衛生士が定期的にメンテナンスを実施することでそれぞれの患者様のインプラント・お口の状態を把握しやすくなり、一貫したケアを行えます。
歯科衛生士による定期メンテナンスでは以下を実施し、インプラント・お口の健康の維持を図ります。
・インプラント・お口の状態チェック
・PMTCによるインプラント・歯の清掃(歯のクリーニング&歯石取り)
◎インプラント・お口に異常が見られる場合は、歯科医師が診察します
定期メンテナンスでインプラント・お口に異常が見つかった場合は、歯科医師が診察します。
診察の結果、インプラントの修理・交換が必要なときは、状態に合わせて適切に処置を行います(※)。
(※)インプラント体の脱落など、重度のトラブルが
起きたときは再手術が必要になる場合があります。
定期メンテナンスでむし歯・歯周病などのお口の病気や口腔内の異常が見られる場合は、患者様のご同意を得た上で、お口の病気や口腔内の異常に対する治療を進めていきます。
【セルフケア+定期メンテナンスでインプラント・お口の健康を維持しましょう】
インプラントを長持ちさせるためには、まずは、患者様ご自身で毎日のセルフケアをしっかり行うことが大切です。
セルフケアに加え、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることでインプラント・お口の健康を維持しやすくなります。
インプラントを長持ちさせ、お口の健康を保つために、インプラント治療後は歯科医院で定期的にメンテナンスを受けましょう。