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監修:医療法人善心会

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金属アレルギーでもインプラントはできる!?注意点を解説!



皆さん、こんにちは、医療法人善心会です。 当法人は、八尾市久宝寺に谷口歯科クリニック、 大阪市京橋に京橋オレンジ歯科クリニックを開院しています。

皆さんはインプラント治療についてご存知でしょうか? 自分の歯と同じように噛むことができ、見た目も自然で美しいと、近年ますます注目が高まっている治療法です。しかし、「金属アレルギーがあるから金額を用いるインプラント治療は無理なのでは?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな方々に向けて、インプラント治療と金属アレルギーについて詳しくお話ししたいと思います。

 

▼チタンインプラントと金属アレルギー

 

まず、インプラント治療で用いられる素材についてお話しします。現在、インプラントには「チタン」が一般的に使用されています。チタンは軽くて強く、また人体との親和性が非常に高いという特徴があります。

 

そして、何より重要なことは、チタンがアレルギーの原因になりにくいという点です。一部の研究ではチタンによるアレルギー反応が報告されていますが、その頻度は非常に低いとされています。しかし、それでも心配という方もいらっしゃるかもしれません。

 

▼金属アレルギーをお持ちの方へ

 

金属アレルギーを持つ方がインプラント治療を受ける際、一部の注意点があります。

 

まず、事前に金属アレルギーの検査を受けることをお勧めします。これは、何がアレルギーの原因となっているのかを明らかにするためです。特にチタンへのアレルギーが確認された場合、他の材質のインプラントを選択することも可能です。

 

また、アレルギー症状が出た場合には、すぐに治療を中止し、適切な対処を行うことが必要です。当クリニックでは、患者様の健康と安全を第一に考えておりますので、治療の全ての段階で細心の注意を払っております。

 

▼金属アレルギーの検査について

 

金属アレルギーは、金属に含まれる物質に対して体が過敏に反応を示す状態を指し、その症状は皮膚のかゆみや発疹、腫れ、痛みなど様々です。このような症状が現れたとき、金属アレルギーの可能性が疑われることがあります。

 

では、具体的にどのようにして金属アレルギーの検査が行われるのでしょうか。主に2つの方法があります。

 

パッチテスト(貼付試験):

最も一般的な検査法で、アレルギーの原因となり得る物質を含んだパッチを皮膚に貼り付け、一定時間(48時間など)経過後に皮膚の反応を観察します。赤み、腫れ、かゆみなどの症状が現れた場合、その物質に対するアレルギーが疑われます。

 

血液検査:

血液中に存在するIgE抗体(アレルギー反応を引き起こす抗体)の量を測定する方法です。ただし、金属アレルギーの検出には限定的で、特定の金属への反応を測ることは困難です。

 

それぞれの検査法には一長一短があり、症状や状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。なお、金属アレルギーの検査は専門の医療機関で行うことが必要であり、自己診断や自己判断で症状を放置することは適切な治療を阻害する可能性があります。

 

金属アレルギーの疑いがある場合は、必ず専門医に相談し、適切な検査を受けるようにしましょう。それにより、早期に適切な対策を講じ、健康的な生活を送ることができます。

 

▼医療法人善心会での対応

 

八尾市久宝寺の谷口歯科クリニックと大阪市京橋に京橋オレンジ歯科クリニックでは、一人ひとりの患者様に合わせた丁寧なカウンセリングを行います。金属アレルギーをお持ちの方でも、安心してインプラント治療を受けていただくための対応をさせていただきます。

 

▼まとめ

 

金属アレルギーをお持ちの方でも、適切な対策を講じればインプラント治療は可能です。チタンがアレルギーの原因になりにくいこと、またアレルギーがあっても適切な対応を行うことで、治療を安心して受けることができます。その他、インプラント治療に関するご質問やご相談がありましたら、八尾市久宝寺の谷口歯科クリニックと大阪市京橋の京橋オレンジ歯科クリニックまでお気軽にご連絡ください。皆様のお口の健康を守るため、全力でサポートさせていただきます。

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