インプラントで後悔しないために知っておきたい「リスク」について|インプラント|八尾市久宝寺の歯医者 谷口歯科クリニックインプラントで後悔しないために知っておきたい「リスク」について|インプラント|八尾市久宝寺の歯医者 谷口歯科クリニック

監修:医療法人善心会

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インプラントで後悔しないために知っておきたい「リスク」について


人工歯根による高い安定性を持ち、残っている歯を傷つけないなど、たくさんのメリットがあるインプラント。


メリットが多い反面、インプラントは外科手術にともなうリスクが存在します。リスクを知らずにインプラント治療を受けてしまうと、「思っていたのと違った」「こんなはずじゃなかったのに」と後悔するケースも。


インプラントで後悔しないようにするためには事前にしっかりとリスクを把握し、患者様ご自身がご納得した上で治療を受けることが大切です。


■インプラント治療のリスクとは?


◎インプラントは細菌感染、および、脱落のリスクが存在します


インプラントは歯ぐきの切開やフィクスチャーの歯槽骨への埋め入れなど、外科的な手術を行います。外科手術を行うため、インプラント治療には患部の創口や治療後の歯周ポケットから細菌感染を起こすリスクが少なからず存在します。


手術中の感染対策不足や手術後のケア不足(セルフケア不足、定期メンテナンスの不足)などの要因があると細菌感染(手術後のインプラント周囲炎を含む)がひき起こされやすくなります。


細菌感染に加え、インプラントにはフィクスチャーが脱落するリスクが存在します。


細菌感染や患部への刺激などの原因によりフィクスチャーが顎の骨と結合せず、脱落することがあります。手術後、噛み合わせの異常や噛む力が強すぎること(歯ぎしり、食いしばりの癖を含む)が原因で過剰な負荷がインプラントにかかり、フィクスチャーが破損・脱落するケースもあります。


■インプラント治療で起こり得るリスクを防ぐには?


インプラント治療で起こり得る細菌感染、脱落のリスクを防ぐには、以下のポイントに気をつけてクリニック選びやケアを行うことが大切です。


①感染対策を徹底しており、インプラント治療に必要な機器・設備が整っているクリニックを選ぶ


安全にインプラント治療を行うためには、徹底した細菌感染対策が欠かせません。感染対策に加え、インプラント治療に必要な各種の機器・設備を整えていることが治療を成功に導く必須条件となります。


インプラント治療を受けるクリニックを選ぶ際はHPを参照し、以下の衛生機器や精密機器を備えているかどうかをチェックしましょう。機器・設備に加え、高品質なインプラントパーツを使っていることも治療を成功に導くための前提条件となります。


<衛生機器>


・高性能洗浄器

・高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)(Bクラス(最高基準)であること)

・口腔外バキューム

・高性能なウォッシャーを備えた歯科ユニット

・ディスポーザブルアイテム(使い捨て器具)

・空気清浄機(空気洗浄機)

・専用オペ室(滅菌設備であること)


<精密機器>


・歯科用CT

・インプラントガイド

・口腔内スキャナー


<インプラントパーツ>


・科学的実証に基づいて製作された高品質なインプラントパーツ


②インプラント治療の経験が豊富な歯科医師が執刀するクリニックを選ぶ


インプラントは難しい歯科治療です。インプラント治療を成功に導くには、術者である歯科医師にインプラントに関する一定水準以上の知識と技術が求められます。


知識と技術に加え、インプラント治療の経験が豊富な歯科医師が執刀するクリニックを選ぶことで安全性・正確性の高い手術を受けられる可能性を高められます(※)。


(※)インプラント治療の成否はかならずしも経験の多さに左右されません。

経験が少なくとも、インプラント治療に長けた先生は存在します。


③インプラント手術後、フィクスチャーが歯槽骨と結合して安定するまではできるだけ患部に刺激を与えないようにする


インプラントの手術後、患部の仮歯や患部周辺の歯で硬い物を噛んだり不必要な刺激を与えてしまうと骨結合が阻害され、埋め入れたフィクスチャーが定着せず抜け落ちてしまうことがあります。


インプラント手術後はフィクスチャーが安定するまで、できるだけ患部に刺激を与えないようにすることが重要です。


④インプラント手術後は毎日のセルフケアを行い、併せて、歯科医院で定期的にインプラントのメンテナンスを受ける


インプラントの手術後、ご自身で行う毎日の歯みがきや歯間清掃、歯科医院で受ける定期メンテナンスを怠るとお口の中で細菌が増えてしまい、インプラント周囲炎を発症することがあります。


インプラント周囲炎とは、インプラントを支える歯周組織である歯ぐきに炎症が起きたり歯槽骨が溶けてしまう病気です。


インプラント周囲炎は歯周病の一種であり、初期段階では歯ぐきの炎症や歯ぐきからの出血などの症状が現れ始めます。病気が重度に進行すると細菌によって歯槽骨が大きく溶かされ、埋め入れたフィクスチャーがグラグラになってインプラントが脱落してしまうケースもあります。


インプラント周囲炎を防ぎ、できるだけ長くインプラントを保ち続けるにはまずは毎日のセルフケアをしっかり行うことが大切です。ご自身で行うセルフケアと併せ、歯科医院で定期メンテナンスを受けることでインプラントの寿命を延ばす効果を期待できます。定期検診によりお口の異常や病気の早期発見・早期処置につながるため、むし歯・歯周病の進行も防ぎやすくなります。


【インプラント治療に関するご質問・ご不安がある場合はお気軽にご相談ください】


谷口歯科クリニックではインプラントの無料相談を実施中です。


歯のお困りごとやインプラント治療に関するご質問・ご不安がある場合はお気軽にご相談ください。カウンセリングでは患者様のお悩みや疑問をお伺いし、丁寧にわかりやすくご回答をさせていただきます。


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