矯正を受けるかどうかをご検討中に、「矯正中の歯みがき」について気になる方も多いのではないでしょうか。

歯科矯正は、矯正方法によって歯の磨きやすさが異なります。

ワイヤー矯正は固定式のため、歯を磨きにくいです。一方、マウスピース矯正（インビザライン）は取り外し式のため、矯正中はマウスピースを外してしっかり歯を磨けます。

今回は、「ワイヤー矯正とマウスピース矯正の歯の磨きやすさの違い」についてのお話です。

■ワイヤー矯正の矯正中は歯を磨きにくいです

◎ワイヤー矯正の矯正中はむし歯・歯周病が進行するリスクが高まります

ワイヤー矯正では、接着剤を用い、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を接着します。歯に接着したブラケットの中に金属製のワイヤーを通し、ぎゅっとワイヤーを締めて歯を動かすのがワイヤー矯正の特徴です。

ブラケット装置とワイヤーを歯に固定するため、ワイヤー矯正の矯正中は歯を磨きにくいです。ワイヤー矯正の矯正中は、装置を固定した状態でのブラッシングになります。

固定式で装置を外せないため、ワイヤー矯正の矯正中はどうしても、歯垢や食べカスなどの磨き残しが出やすいです。磨き残しにより、ワイヤー矯正の矯正中はむし歯・歯周病が進行するリスクが高まります。

◎ワイヤー矯正では、1ヶ月に1回の定期通院時に歯のクリーニングを行い、むし歯・歯周病の進行を抑えます

ワイヤー矯正は矯正中、どうしても磨き残しが出やすく、むし歯・歯周病の進行リスクが高まります。このため、ワイヤー矯正では、矯正中、1ヶ月に1回の定期通院の際に歯科衛生士による歯のクリーニングを行い、ご自身では落とし切れない歯垢・歯石を除去することでむし歯・歯周病の進行を抑えます

■マウスピース矯正はしっかり歯を磨けます

◎マウスピースを外して歯を磨けるため、矯正中にむし歯・歯周病が進行するリスクを低減できます

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、矯正中、マウスピースを取り外してしっかり歯を磨けます。

マウスピースを外してしっかり歯を磨けるため、ワイヤー矯正と比べて、マウスピース矯正は矯正中にむし歯・歯周病が進行するリスクを低減できます。

【お1人お1人の患者様に合った「オーダーメイド」の矯正治療をご提案します】

矯正中にむし歯・歯周病が進行するリスクが不安な方は、マウスピース矯正「インビザライン」がオススメです。インビザラインであれば、矯正中、マウスピースを取り外してしっかり歯を磨けます。フロスや歯間ブラシを用いての歯間清掃も行えます。

また、根本的な改善方法ではないのですが、ワイヤー矯正の中でも、歯の裏側に装置をつける裏側矯正は通常の表側矯正と比べてむし歯の進行リスクを多少、低減できます。表側矯正と比べて裏側矯正がむし歯の進行リスクを多少、低減できる理由は、歯の裏側はエナメル質が厚く、歯の表側よりもむし歯が進行しにくいためです。

-矯正治療の無料相談を受付中です-

インビザラインは、いつでも患者様がご自身で自由にマウスピースを取り外せる点が特長です。インビザラインの矯正中はマウスピースを取り外し、いつもどおりの食事を楽しめます。歯もしっかり磨けます。

「自分の歯並びがインビザラインで治せるのか知りたい」

「インビザラインとワイヤー矯正、どっちが良い？」

矯正方法、矯正期間、費用など、インビザラインやワイヤー矯正に関するご質問・ご不安がある方は当院までお気軽にご相談ください。相談費は無料です。

ご相談の際は患者様の現在のお悩みやご希望をじっくりとお伺いし、お1人お1人の方に適した「オーダーメイド」の矯正治療をご提案させていただきます。カウンセリングはWEB/お電話にてご予約可能です。